ペットを飼いたいと思っているあなた。
どんな動物を飼いますか?
犬?猫?小鳥?ウサギ?ハムスター?ヘビ?魚?
どんな動物を飼っても構わないと思います。
しかし、あなたの生活スタイルに合ったペットを飼ってください。
もしあなたがどんな動物を飼うべきか迷っているなら、動物病院で相談してみましょう。
例えば、犬を飼おうと決めているとして、どんな種類を飼うかは家族構成、どれだけ家にいられるかなどで、適正な種類が変わってくることもあります。
あなたが飼いたいと思っている種類とは違った意見が出るかもしれません。
それを参考にして、最終的にはあなたが決めればよいことです。
ペットショップに相談してはいけません。
ペットショップは売る側なので、
店にいる子を勧めてきます。
必ずしもあなたに合う種類ではないかもしません。
動物病院は病気になったら行くだけの場所ではありません。
プロとしてあなたに合ったペットのアドバイスをくれると思いますよ。
実際にペットを飼ったらあなたがしなければならないこと。
ワクチン、寄生虫の駆除などの各種予防はできるだけやっておいたほうが良いでしょう。
しかし、不必要なワクチン接種は受けないように注意してください。
ワクチンは将来免疫異常やてんかん発作などの症状の引き金になる可能性があります。
シャンプー、ブラッシング、爪切り、歯磨き、お耳掃除などなど。
日ごろ自宅でできるケアはペットの健康を観察するうえでも重要です。
特に歯磨きはとっても大事。
歯石の付着、そこから起こる歯周病は、いずれとても怖い現実を突きつけます。
年を取ってから起こる病気の原因の多くが歯周病から起こる感染症によるものだからです。
歯磨きは小さい時からやっていないと、なかなかやらせてくれません。だから飼い始めたらすぐに始めて、慣らしていく必要があります。
嫌がるでしょうが、根気よく。
最初はせっかく歯磨きしたのに~
と思うかもしれませんが
歯磨きをしたらご褒美をあげて、
歯磨きを我慢することを覚えさせましょう。
歯磨きが好きな動物はいません。
嫌なことをやったら最上のご褒美をあげて我慢することのメリットを教えてください。
歯磨きの習慣ができたら、ご褒美は徐々にやめていってもよいでしょう。
歯磨きの大切さは
みなさん、ペットが年を取って問題が発生したときに
思い知ります。
後悔しないようにしましょう。
猫には必要ないかもしれませんね。
トイレもすぐに覚えますし、散歩に行くわけでもありませんから、
他の人や他の動物との接触もあまりないでしょうからね。
それに猫のしつけはなかなか難しいです。
でもいろいろなことを教えられないわけではありません。
チャレンジしたい人はがんばっていろいろ教えてみてください。
でも犬は違います。
犬にはしつけが必要です。
犬は社会性をもった動物なので
あなたとの関係でも
家族との関係でも
他の人や犬との関係でも
誰かと関係性を築くのにしつけはとても大事になってきます。
しつけはあなたの犬のしつけではありません。
あなたのしつけだと思ってくださいね。
あなたが犬の考えを先読みして、あなたが主導権を握らなければいけません。
だからあなたがしつけを学ばなければならないんです。
人もペットも食べるものはとても大切です。
ペットにはペットフードが常識となっていますが、わたしは手作りごはんをお勧めしています。
よく言う例えとして、
手作りごはんは、お母さんの作るごはん。
ペットフードは、マクドナルド。
マクドナルドは言い過ぎかもしれませんが、食事としての質をよく表していると思います。
犬は大人になっても、わりと簡単に手作りごはんに変えることができます。
しかし猫は大人になってからでは、なかなか食事を変えることが難しくなります。
それに猫は、仔猫の時に食べたもので、その後の食性が決まると言われていますので、
仔猫の時からいろいろなものを食べさせて、
手作りのご飯に移行しやすくしておくとよいでしょう。

